2008年5月26日
ポスター発表
とりあえず学会発表が
無事に終了した.
なかなか楽しかった.
これがポスター発表が終わった今,
僕が持っている感想だ.
積極的に話しかけていったのが
幸をなしたのか,いろいろな話がきけ
勉強にもなったし,また,マグネをやっている
人たちとも知り合うことができた.
みんな気さくで,フランクに話すことが
できたのが,とてもよかったといえるのではないか.
このへんは,カナダ(英語?)の利点かもしれない.
例えばこれを日本で発表していたらどうだろう.
僕の学術的な日本語はもうグダグダすぎて
お話にならないところまできているのだが
そんなことはないと仮定して,多くの古地磁気学を
専門にしている人を相手にこんなに楽しくポスター発表が
できただろうか.
…という書き方をすると,なんだか
日本の古地磁気学者が気難しい人が多いと捕らえる人も
いるかもしれないが,そうではなくて,
教授と学生という関係による対応というべきか.
もちろんカナダが,教授と学生が同格ということはないが
日本ほどの壁は感じない.
僕のイメージだが,カナダでは,学生であり研究者
としてみてくれていると思う.それに対して
日本では,学生の部分が大部分というかほとんどを
しめているのではないだろうか.
また,英語のやりとりなので,
日本語のような敬語を使う必要がない.
もちろん丁寧な言い方はあるのだが,
いつも教授と話すような感じで,自分の意見もいえるし
完全上から目線ではない会話のためか
気が楽になり,余分な緊張がほぐれた.
というわけで,予想以上に
楽しかったポスター発表.
また機会があったらやりたいもんだ.
…口頭発表はまだもうちょっと.
質疑応答が緊張してるとかなりしんどそうなんだよなぁ.
変なプレッシャーがあるというか,自分でつけてしまっているというか.
難しいところだ.
投稿者 カズ : 22:40 | 留学生活