2008年5月21日

Otaku

来週,学会でケベックに行く.

車で行けば?と最初は教授にいわれたのだが
12時間以上はかかるであろうドライブを
一人で行くつもりはまったくなく,また
電車で行っても値段はたいして変わらないというか
ガソリン高の昨今では,きっと電車のほうが
安くつく.

というわけで,とりあえず
チケットを先月購入したのだが
少々予定を変更する必要があって
帰りの便の変更をした.

恐らく変更はうまくいっているはずなのだが
これがけっこう面倒くさい.

電車(VIA)の予約は,オンラインでできる.

そして,予約のキャンセルも
オンラインでできる.

なのに,変更は電話でしかできない.
(代理店を通じて買った場合は,
代理店で行なうなど例外はあるが)

基本的に電話で話すというのは
大の苦手なのだが,電話でしかできない
というならば,しょうがない.

電話して,予約番号を伝えて,
予約の変更をしたいと申し出ると,
思わぬ返事が返ってきた.

15ドルチャージしますけどいいですか?

…よくないです.

学割で買ったのだが,チケットには
手数料なしで変更・取り消し可能
と書かれていた.

というか,それが可能なことを
ちゃんと画面で確認して買っている.

そんなわけで,手数料なしで変更できる
ってかかれてますけど.というと
ちょっとまって,確認するね.
…あ~,学生ね.できるできる.
となったのだ.

よくわからないのだが,こっちが
予約番号を伝えた時点で,僕の予約の状態が
わかっているはずであって,なんで
こんなことになるのだろうか.

いや別に,損してないし最終的に
問題なく変更できたからいいのだけど
ちょっとドキッとしてしまったではないか.

もし,あのとき,手数料をチャージしてもいいよ.と
答えたら,つまり,Yesの一言を言っていたら
どうなったのだろう.

やっぱりチャージされてしまったのだろうか.

よくわからないが,VIAしっかりしてくれよ
と思った瞬間だった.

さて,アメリカのとある音楽屋さんで
どーもくん人形を見つけてテンションが
一気に上がってしまったのは,昨日に
書いた通りなのだが,この店はなかなかおもしろかった.

そもそもどーもくんがあったり
ポケモンの人形があったりしたコーナーは
その店の一角にあった,日本のアニメコーナー.

人形のほかに,大量のアニメDVDがあり
へ~こんなものもあるんだと
感心してしまうほど.

といっても,こんなものの
例がパッと出てこないのが悲しいところ.

その時は,へ~と見ていたが
別段アニメに詳しいわけではないので
残念ながらその名前が一つ一つ頭に
刻み込まれているわけではない.

ただ数あるDVDのなかで,ちょっと
意外だとおもったのが,はじめの一歩.

どれほどアメリカで人気があるのかしらないが
日本だけだと思い込んでいたので
それは記憶に残っている.

閑話休題.
大量のDVDの横には
ぬいぐるみやカードなどの
各種グッズがあったわけだが
そこには雑誌も売られていた.

その中で,ひときわ目を引いた
この雑誌.

その名も,Otaku

Otaku の横にはカタカナで
オタク の文字も.

って,誰が買うんだこんなもん.

となってしまうのが
日本人の感覚だろう.

オタクとかかれてる雑誌を
手に取るなんてなんて自虐だよ
と思いつつ,ここはネタだと思って
…手に取ってません.

さすがに店頭で表紙を見て,
そのあまりのストレートすぎる名前に
笑うだけが精一杯であった.

Wikipediaの英語版をみると
Otaku という項があるので
もうすでに英語とかしているのかもしれないが
アメリカ人はこれを買うのに抵抗はないのかしらんね?

少なくても日本人は手に取らないと思うわけだが
Otakuがcoolなものになる…のかしらんね.

どうもそんな感じがしないのは
僕が日本人でオタクという響きを
かっこいいものと結び付けれないからだろうか.

アメリカの店頭で見かけた雑誌.

その世界は果てしなく
奥深かった.

投稿者 カズ : 23:35 | 留学生活

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