2008年5月16日
バター
なんだかしらないけれど
カレーが食べたくなった.
食べたくなったのならば作ればいいのであって
朝起きて,すぐに作り始めた.
思うのだが,カレーというのは
実際のところそれほど手間がかからない.
玉ねぎは電子レンジを使って
少々手抜きをして炒め,そこに人参・豚肉を
入れて,さらに炒めたら,水を入れる.
アクを取りつつ,20~30分ほど弱火で煮込んだら
一旦火を止めて,ルーをいれて,味を整えつつ,再び煮込む.
1時間もかからないわけで
これはお手軽だ.
もちろん1日置いたほうが美味しいという
意見もあるだろうけれど,無性にカレーが食べたくなったときに
1日待てというのは拷問に等しく,僕は別に
それを求めていない.
というわけで,できたてのカレーを
これまた炊きたてのご飯(予約機能万歳!)にかけて
食べたら,これがなかなかいけるではないか.
朝からカレー.
まだまだ問題ない.
さて,カナダにいると
日本のことに疎くなる.
今はインターネットで簡単に日本のニュースを
見ることができるので,けっこう知っているつもりでも
やっぱりよくわかっていない.
特に生活に関わる問題はよくわからない.
で,聞いてびっくりしたこと.
なんでも日本ではバターが
すごい品薄らしい.
お店によっては売ってなかったり
するレベルだそうだ.
カナダでは普通にバターなんて売ってるし
まったくもって知らなかったのだが
なんていう大事件.
僕自身はたいしてバターは使わないの,
つまるところ,この前作ったホタテのバター炒めが
今年で初めてのバターの使用だったわけだが
お菓子作りや西洋料理にはバターは欠かせないもの.
いったい日本はどうなってしまっているのか?
ていうか,バターが品薄ってのが
信じられない.
店にすらないという状況で
僕が思い出すのは,米騒動だ.
あれは何年前だろうか.
10年以上前の気がするが,
タイ米のあまりの人気のなさが
いまだ記憶に残っている.
まったくもって状況がわからないので
想像に過ぎないのだが,似たようなことが
起きている気がする.
つまり,普段,お米をメインとして食べない人も
米がないとわかると逆に手を出してみたりするために
米の需要の増加や,あとは買い溜めや売り惜しみ
みたいなことがおきてるのではないかしらんね.
まあ,原因はこれはわからないが
バイオエタノールがからんでいるかもしれないし
そうでもないかもしれない.
しかし,バター…というか
きっと乳製品全般なのだろう.
まさか日本でそんなことが起きているとは
全くもって思いもよらなかった.
米騒動は冷夏による不作だったので
方策になった翌年には,収束していったと思うのだが
はたしてバター(乳製品)騒動は収束していくのだろうか.
ていうか,日本大丈夫か?
明るい要素がヤフーなどでみるニュースなどでは
さっぱりと見えてこないわけだけれども,
これもバターと同様のケースで,海外にいる僕には
伝わってこないだけなのだろうか.
そうであってほしいものだ.
投稿者 カズ : 23:54 | 留学生活