2009年10月29日

ネパール聞きかじり-1

なんだか忙しいなぁ
と思っていたら,あっという間に10月が
終わりを迎えようとしている.

ふと気がつけば一日が終わって
一週間が終わっている.

来年になれば更に忙しくなるのだろうけれど
いまもやっぱり忙しい.

まあ,全く遊んでないわけでもないので
多少は時間はあるということだが
もうじき2009年も終わる.

あと論文2本.

年内は無理としても
少なくとも1本は書き上げてしまいたい.

さて,先週末,我が家に
ネパール人の友達夫妻を招待した.

元々は8月の終わり.

夏休み中に一度
のんびりと集まりたいね
と言っていたのだが
向こうの都合が合わなかったり
こちらの都合が合わなかったりで
のびのびになってしまっていた.

目的は,日本-ネパール文化交流会
と書けばなんとなく堅苦しい集まりのように聞こえるが
ようするに,ネパールの食べ物を食べてみたい!という
僕とカミさんの願いと,日本の食べ物のを食べてみたい!という
友達とその奥さんの願いが合致しただけのこと.

僕はその友達に一度昼食をごちそうになっているので
初めてのネパール料理というわけでもないが
それでもやはり異なる食生活ってのは楽しみだ.

なにせこれから先,ネパールに行くことがあるか?
ときかれれば,行ってみたいけれどどうだろう?
となるし,これから先,ネパール人の友達が出来るかもわからない.

ネパール料理屋さんなんて
今までの人生で見たことがないし
これまたこれから先,出会えるかどうか定かではない.

このチャンスは逃すべきもではない
というわけである.

ただなかなか時間が決まらなかった.

夏休み中に出来なかったというのは
少々痛く,秋学期が始まり,お互いに忙しくなってしまう.

どうしようか.と思っていたら
先々週ぐらいのこと.

日曜の10時ごろに電話がかかってきた.

今日のお昼,うちで食べない?
もちろん料理はなんも持ってこなくていいよ.
どう?

という友達からの電話.

初めは,料理の交換会の予定だったので
う~ん.と一瞬考えたが,せっかく誘ってくれたのに
断るのは申し訳ない.というわけで,行ってきた.

そのお返しが,この前のお昼の我が家での
昼食会となったのだが,これらの料理交換は
なかなか面白かった.

料理だけでなく,お互いの文化とか
話せたのだ.

この文化について話せたのは
なんともいえない経験だろう.

例えば,ネパールの電気事情.

都市にはあるけれど
24時間あるわけではない.

日中でも3,4時間の停電は起こることが
日常的にあるそう.

でっかいホテルなどは自家発電頼り.

ただそれでも都会は電気があるだけマシ.

田舎になると,電気すらないそうだ.

灯りにはランプを使う.

かといって,電化製品がないかといえば
そうでもなく,ラジオ.

乾電池を使うタイプのラジオがあるそうだ.

ただそれだけ.

想像を超える田舎.

でも,人々は不便かといえば
実際のところそうでもないらしい.

昔ながらの生活を楽しんでいる
といえば,失礼になるかもしれないが
電気があってなくなったわけではなく
もともとないわけで,それにあった生活をしているのだろう.

日本では考えられない生活.

神秘の国,ネパールだ.

投稿者 カズ : 23:26 | 雑記

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