2008年9月15日

デジカメ

今日,自分のいる研究室ではないが
別のマグネ研究室に今学期から来たポスドクの人の
歓迎もかねて,ビールを飲みに行ってきた.

僕はラボがあったので,遅れての参加となったが
どうやらピッチャーを何個か頼んだみたいで
まだ誰も手をつけてないピッチャーがあり
さっそくコップを貰って注ぐ.

そんなにお腹も減っていなかったので
ナチョスには手をつけないで,ビールだけ.

すすめられるままに飲んでいたら
1時間もしないうちにけっこう飲んでしまい
完全に酔っ払い.

これは作業はまったくできない.
ということで,しばらく自分の席でのんびりと.

その後,友達にとある装置のデータの補正方法を
きかれたので,気を抜くと一瞬で閉じてしまいそうな目を
気合であけて,説明をする.

たいして難しい作業でもないので
酔っ払った頭でも無事に説明はできた.

その後,そいつと適当に話をする.

1時間ぐらい話をしていただろうか.
週末に飲もうかという話をして別れた.

結局,酔っ払ってその日はそれ以上
作業ができないと家に帰ったが
たまにはいいもんだ.

毎日は困るけどね.

さて,日本で買ってきたデジカメ.

ペンタックスのOptio W60というものだが
ようやく落ち着いて説明書などを読んだ.

読んだといってもザラッと目を通した程度.

だいたいカメラよりも厚い説明書なんて
マジメに読んでられない.

基本的な使い方さえわかれば
あとは実践あるのみ.

テキトーにいじくって壊れることはないだろうし
日本で撮った写真もパソコン内に保存してあるから
万一データを消してしまってもそれほど打撃はない.

どうしてもつまったときだけ
説明書を読めばいい.と思うのは
ファミコン世代だからだろうか.

とりあえずの機能はわかってる.

防水で防塵.
-10℃でも使えて,光学5倍ズームに
マクロは1cm.画素数は1000万画素.

これだけわかってれば十分な気もしなくもないが
最近のカメラはこれだけにとどまらない.

最大32人までの顔認識機能もついていたりする.

32人もの集合写真をこのカメラで撮る機会があるのか
どうかは別だが,10人前後でみんなで写真を撮るときに
きっと便利だろう.

さらには,まばたき検出機能なんぞもついている.

なにかといえばその名の通り,目をつぶっている
写真の場合教えてくれるというもの.

撮影前ではなくて,撮影後に教えてくれるわけだが
それでも便利機能の一つだろう.

そして,スマイルキャッチモードなんてものもある.

初めてその機能を知ったのは,たしか飛行機で
読んだ雑誌の広告だった.

ソニーかどっかのカメラでもうこんなとこまで
カメラはきてるのかと驚いたのだが,
自分の買ったカメラについているとは思わなかった.

笑顔になると自動的にシャッターが切れるというこの機能は
特に赤ちゃんに便利な機能らしい.

たしかそのときの宣伝には,表情がコロコロ変わる
赤ちゃんのスマイルをきちんとキャッチみたいな
感じのことが書かれていたと思う.

せっかくついている機能.
本当は日本に帰って姉貴の生まれたばかりの
赤ちゃん相手に使ってみたいところだが
そのために再び日本に帰るのはなんとも馬鹿げている.

そもそもこのスマイルキャッチモードとはほんとに
働くのだろうか.

近くに赤ちゃんはいないし,マクドナルドにいって
カメラ片手にスマイルくださいというわけにもいかないので
手っ取り早い被写体=自分で試してみた.

カメラを自分のほうに構え,スマイルキャッチモードに
セットしたら,シャッターを押す.

あとは思いっきりスマイルを作ってみれば
…おぉ.自動的にシャッターが切れた.

写真を見てみると…満面の笑みを浮かべた僕が.

なんだかむなしくなったのでその写真は一瞬で
ゴミ箱に放りこまれたわけだけれども,
ちゃんと動作したことがうれしい.

万一,笑顔を作って動作しなかったら
カメラが壊れてるのか僕の顔が壊れてるのか.
10円禿げが軽く2,3個はできる勢いで悩んだだろう.

なかなか面白い機能だと思いつつ遊んでいたら
バッテリーの残量がわずかになってきたのでそこでやめた.

まだ水には浸してないけれど
いずれ試してみたい.

相当勇気がいるけれど.

今のところ特に不満らしい不満はないのだけれども
あえていうならば,気になる点が1,2点ある.

まず手ぶれ補正機構がないこと.

Digital SRという機能が代わりにあり,
これは要するに超高感度撮影にして
ぶれを防ぐというものだが,やはり高感度では
ある程度の限界があるだろうし手ぶれ補正機構はほしかった.

もう1つ.

それは実際のところけっこう気になっている点.

レンズカバーがないという問題だ.

これがなんともいえず気持ち悪い.

レンズの前には保護ガラスがくっついているため
レンズ自体には傷がつかないだろうけれど,
常にむき出しになっている保護ガラスが汚れたり傷ついたら元も子もない.

せめてレンズカバーが欲しかったと思うわけだが
これは防水や防塵を考えるとしょうがないのかもしれない.

レンズカバーという可動部分が増えれば,そこから
水やホコリが入る可能性は高くなるだろうし,それを防ぐために
保護ガラスをくっつけてあるのだろう.

だが,今まで持っていたカメラは,コンパクトカメラにしろ
一眼レフカメラにしろ,デジカメにしろ,レンズカバーは存在した.

いきなり保護ガラスがあるので大丈夫です.
レンズカバーなんていりません.といわれても
なんだか落ち着いて使えない.

そのうち慣れるのかもしれないが
これはなんとかしてもらいたかった点である.

それにしても,いろんな機能がついたデジカメ.

スマイルキャッチなんて今まで考えもしなかった機能だ.

確実に進化し続けているデジカメ.

5年後とかどんなものになっているのだろう?
なんとも楽しみになってくる.

投稿者 カズ : 22:38 | 留学生活

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