2008年9月20日
ネパール料理
さっきメールがきて
月曜日の授業もキャンセルだそうだ.
てことは,おそらくストライキは
続くのだろう.
今週いっぱいで終わると思っていたのだが
どうやらまだまだ時間がかかりそうだ.
はたしてこの間の授業とかどうなるのだろう?
今年から秋学期から冬学期同様に1週間の
study weekができたのだが,そこで補うのだろうか.
学生はえらい迷惑だ.
さて,今日のお昼は友達にご馳走になってきた.
前々から一緒に飲もうといっていたのだが
この夏はお互いのサンプリングなどで
時間がまったくもって合わず,延び延びになっていた.
で,今学期からポスドクの人が一人きたのだが
その人に明日,お昼ご飯を食べようって誘ったから
一緒にどう?と誘われたのだった.
土曜日なら昼間から飲んだって
問題はあるまい.
じゃあ,酒でも持っていくよと二つ返事をして
今日のお昼,友達の家へむかった.
ちなみに持っていったのは
日本酒ではない.
日本酒のアルコール度数は10%ぐらい.
別にそれでも構わないのだけれども
今までの経験からして,度数が高いほうが
喜ばれる.
僕の持っている一番度数の高いものは
ウィスキー.
サントリーオールドウイスキーのプレミアムで
43%のものだ.
サントリーオールドは日本のウィスキーだが
たぶんそれよりも“酒”のほうがいいだろう.
続いてみてみると,40%の芋焼酎が続く.
芋焼酎は何本かあるのだが
これまた疑問.
はたして芋焼酎は好まれるのか?
人によっては好き嫌いが分かれるし
ここはやはり無難に米だろうか.
しかし,芋焼酎しかもってない.
…と棚の中を覗いていたら
見つかった.
泡盛.
30%と低くはないし,味も
それほど悪くもない.
持っているのは,久米島の久米仙と
請福の2本.
久米仙のほうは封をあけてあったので
そっちをもっていくことにした.
友達の家に着くと,いい香りが.
挨拶をしつつ,ポスドクの人が来るまで
適当にキッチンで話をする.
ポスドクの人が来るころには
料理も完成し,まずはリビングで一杯…二杯.
ネパール出身の友達は僕同様に
泡盛は水割りで.
ポスドクの人は,さすがというか
スコットランド出身.
スコッチですらストレートで飲む兵なので
30%の泡盛もストレート.
初めは味見で少しだけ…だったのだが
けっこうみんな気に入ってくれたようだ.
感想は,甘みがあって飲みやすい
とのこと.
ネパール料理をつまみつつ
お酒をのんで話をする.
なんだかまったりしてきたところで,
じゃあ,昼ごはんを食べようか.となった.
…えっ?
いま食べたのはなんだったの?と
ポスドクの人と顔を見合わせつつ
ダイニングへ.
出してくれた料理は基本的に
先ほど食べたネパール料理+ご飯.
おいしかったが,完全にお腹がいっぱいとなった.
作ってくれたのは,メインが鶏肉料理.
味はインド料理のチキンティッカに
似たようなものといえばいいのだろうか.
まず玉ねぎを炒め,鶏肉を投入,
各種スパイスをいれて,水分がなくなるまで
炒め続ければ完成.
基本的にカレー味だ.
野菜料理は,ほうれん草と枝豆の炒め物だった.
これもスパイスが使われていたけれど
それほど強いものではなかった.
友達は,ほうれん草と茄子の炒めはおいしかったけれど
この枝豆はちょっと失敗だったなといっていたけれど
普通においしかった.
ご飯はタイ米のようなパサパサしたお米ではなく
日本のお米に近いようなもの.
食べ方としては,とうもろこしをスープみたいのを
お米にかけて食べる方法.
ディロと呼ばれる食べ方で,
ネパールではごく一般的なご飯の食べ方だそうだ.
とうもろこしのスープといっても
コーンスープのようなスープではなくて
クリーミーさはなく,もっととうもろこしっぽい味.
それほど塩味がきいているわけでもないのだが
なかなかこれがおいしい.
総じて,どの料理もおいしく,
これならネパールでも住んでいけると思った.
ちなみにネパール料理とインド料理の違いだが
基本的に同じだそうだ.
ただインド料理に比べてスパイスをおさえているとのこと.
もちろん辛いものが好きな人は
辛くするのだろうけれど,一般的に
それほどスパイシーではないらしい.
まだまだネパール料理をよく知らないけれど
一番最初に食べた料理がおいしかったのは
幸運といえるだろう.
またなにかトライしてみたいものだ.
どっかにネパール料理レストランがあるのかしらん?
あまりみたことがないのは残念だ.
投稿者 カズ : 22:20 | 食べ物