2008年1月18日
魚のかぶと煮
ふかくにも風邪を引いてしまった.
やること大量にあるというか
測定なら多少気分が悪くてもなんとなく
できるのだが,論文は,全くもって進まない.
セミナーもあったことだし
とりあえず大学にいって,セミナーにでて
その後,ちょっと作業を.
この効率の悪さはシャレにならない.
17時にさっさと帰り,
布団に潜り込んだ.
5時間ぐらい寝て,今に至るというわけだ.
さっさと治らないかなぁ.
風邪.
さて,居酒屋 三平.
アンキモでテンションが上がったところで
さらに,テンションが上がるものを発見.
魚のかぶと煮.
…うん?
そのメニューを見た瞬間,
時が止まった.
なになに.
えぇ?
カナダ(アメリカだけど)で
魚のかぶと煮が食べれるの!?
日本にいたときは,よく食べた
というほどでもないが,好きだった.
てか,富山の一般的な店で
かぶと煮なんて見たことなかったし
そこは残念だったのだが,このかぶと煮と
いうやつは,最高に美味い.
記憶にある人生初のかぶと煮は
小学生のとき.
外食で鯛のかぶと煮を食べたのだった.
もちろん自分が頼んだわけではなくて
母親が頼んだやつを分けてもらったのである.
たいして魚が好きではなかった
当時,半ば強引に食べてみなと食べさせられたような
気がするのだが,その美味さに感動した.
その後は,家でも何度か食べたが
やっぱり美味いの一言につきる.
食べるところはそんなに多くはないが
旨みがギュッとしまっていて,それに
醤油の風味があいまって,最高のご飯のお供だ.
そんな魚のかぶと煮.
魚っていう抽象的な書き方が
ちょっと気になるが,実際のところ
そんなもの大した問題ではない.
海外で日本食を食べる場合
あまりハードルを上げるのは危険なのだが
否応にもテンションは上がっていく.
もちろん頼む魚のかぶと煮.
でてきたそれは,美味そう.
すごいいい香り.
一口食べてみれば,まさに
日本で食べたその味.
これはご飯が進む危険な香り.
たくさんいろんなものを食べたいのに
もうこれと白米さえあれば,満足してしまう.
汁をご飯にかけて食べたい.
行儀が悪いとわかっていても
そうしたいジレンマ.
涙をのんでこらえ
他のメニューに挑戦していったのだった.
投稿者 カズ : 23:35 | 食べ物