2008年1月9日

数の子

ヒジキと鶏の炊き込みご飯を作った.

といっても,自分で一から用意した
わけではなく,レトルトといえばいいのか.

研いだお米に混ぜて炊けば
出来上がり♪というものを使ったわけだ.

3合分だったので,3合のお米を使い,
作ってみた.

人参とか足してもよかったんだけど
ちょっと面倒.どうせやるなら,最初から最後まで
自分でやってしまいたいが,なにせ時間がない.

手を足さなくても十分おいしいだろうし
きっと具も顕微鏡を使わなければ見つからない
ということもないだろうと予想してのことだ.

30分ぐらいだろうか.

いい匂いが部屋に広がってきたところで
出来上がり.

10分ほど蒸らして
食べてみれば,これがおいしい.

たっぷりのヒジキに,
味がしみた鶏と油揚げがたまらない.

炊き込みご飯をつくったときは
基本1食1合なので,朝ごはんに1/3.

お昼ごはんに1/3をもって行って食べた.

夜,お腹が減り,どうしうよう.
家に帰って,残りの1/3でも食べようかな
と思って,ふと気がついた.

このままだと1日の食事が
全部炊き込みご飯だ.

それはあまりにもひどそうなので
ちょっと外食(アフリカ料理)してみた.

残りの1/3は明日のお昼ご飯.

頼みしみだ.

さて,お正月になんちゃって
お節を準備したときに,数の子を
メインとして用意した.

この数の子.

NoviのOne World Marketで買ってきた代物で
しょうゆ漬けの数の子.

いうまでもなくその味は
最高に美味かったのだが,ふと疑問に思って
パッケージをみてみた.

完全に日本語パッケージのそれは
まったくもって労せずに数の子の原産国を
見つけることができたのだが,それにやられた.

カナダ.

…はぁ!?

なに.えっと,なんだ.

いま僕がいる国は,カエデがシンボルの国.

そこで見つからないから,わざわざ
お隣のアメリカまでいって,割高の
日本食材を買いあさって,なにどこの国だ?

カナダ.


いやいやいや.なに?
おかしい.おかしいでしょ.

この数の子,どんだけ長距離を移動してるんだよ.

カナダから日本に行って,そこから
再び北米大陸はアメリカに.

そして,カナダにやってきた.

もう言葉がでない.

カナダ人,もっと数の子を大切にして.

せめてその辺のスーパーで
購入できるレベルぐらいまで
ポピュラーなものになってほしいもんだ.

そしたら,わざわざ割高の
数の子を買う必要はなくなるのに.

数の子.

予想外の人生(?)を送っていた.

投稿者 カズ : 23:50 | -

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