2008年1月31日
タバコの広告
木曜はLabの日.
14時半から17時半までが
正式なラボの時間.
簡単なラボなら16時過ぎに終わったり
するけれど,終盤のラボは時間一杯使ったり
することもある.
とりあえず今日は16時過ぎに,
残っていた学生さんが,もう大丈夫だから
ほっといてくれていいよといわれたので
とりあえず院生部屋にいるから質問あったらおいで
といって,教室を去った.
いちおラボ終了時間までは部屋にいて
その後,お腹が減ったので,なにか
食べ物を買いにでかける.
基本,昼出勤なので,
朝ごはんを10時とか11時ごろに食べる.
となると,ラボ前にご飯を食べるほど
お腹は減らない.
が,17時を過ぎるころになれば
お腹が減ってくるというわけだ.
テイクアウトできるお店にいって
注文し,待っている間,ふとテーブルをみると
雑誌のニュートンが置いてあった.
論文でへきへきしてるなか
マジメに英語を読む気力なんてどこにもない.
が,ヒマだ.
というわけで,パラパラと見つつ
出来上がるまで時間をつぶす.
コラムみたいな感じの
気軽に読めるところを読んでいたときに
ふと隣のページをみたら,そこは
広告ページだった.
最初に目に入ってきた単語.
それは,
Children See
Children Do
という文句.
そして,タバコを吸っている
おばちゃんとその隣にいる子ども.
うん?タバコ反対の
広告かなんかか?と思いつつ
さらに詳しく見ていく.
してみると,その文句の下に
親がタバコを吸っていると
子どもはタバコを吸いやすくなります.
肺がんのリスクが上がります
みたいなことが書いてある.
ほぉほぉと思いつつ
みていくならば,もう1つの文句が
目に入ってきた.
臭いの少ないタバコ.
…あれ?なんかがおかしい.
なんで臭いが少ないタバコなんて
どでかく宣伝してるんだ?
と思いつつ,よく見たら
普通にタバコの広告だった.
目に入ってきた最初の警告は
タバコのパッケージにもともと
印刷されているもの.
なるほど.
臭いが少ないというのが
売り文句なんだろうけれど
だからといって,子どもが見てるよ~
というパッと目に入る警告は消せないジレンマ.
お酒以上にきつい警告が
タバコには課されているし,
レストランや大学の建物といった
施設内ではタバコは法律で禁止されている.
とはいえ,歩きタバコとか普通にあるから
めちゃくちゃ厳しいとは思わないといけれど.
警告がデカデカと存在する広告.
なんとも違和感を覚えるのだが
それは,きっと日本のたとえ警告があっても
隅っこのほうに申し訳ない程度に書かれている
宣伝を見て育ってきたから.
カナダ人はどでかい警告を見ても
そんなもん,という感じで
たいして気にならないもんなんだろうか.
広告の違い.
というか,警告の違い.
実際にどれぐらいの影響を
その差が生み出しているか
興味があるところだ.
投稿者 カズ : 23:54 | 雑記