2008年1月1日

緑のたぬき

Noviで買ってきた
緑のたぬき.

年越しそばように用意したのだが
残念ながら昨晩は食べることが
できなかった.

このままいつかのご飯にしてもいいのだが
しかし,せっかく年越し用に買ってきたのに
おいておくのもなんとなくいやだ.

そばを食べて,お餅を食べて
ようやく年があけるわけで
やはりここはちょっと遅れたが食べるべきだ.

まあ,誤差みたいなもん.

そんなわけで,まずお餅を
食べる前に,おそばといく.

おなじみマルちゃん
緑のたぬき.

セールだったような気がするので
買ってきたのだが,日本にいたときにも
けっこう食べていた気がする.

間違いない美味さで
カップ麺では安心して買うことができる
そんなものだ.

お湯を沸かしている間に
さてさてと大きな天ぷら入りとかかれた
緑のたぬきの蓋をペリペリとめくる.

スープのもとを取り出しながら
ふと思った.

天ぷらって後乗せサクサクだっけ?

どうしよう.
と思いながら,とりあえず作り方を
みるかと,側面をみたらびっくりした.

英語.

…あれ?これって輸出用?

Product of Japan
と書いてあるのでちゃんとした
日本製品なのだが,日本語が一切かかれて
いないことから,輸出用と判断.

ていうか,輸出してたんだ.

へ~.ってことは
カナダにも普通に売っているのかしらん.

まあ,ウィンザーにあるとは
思わないけれど.

そばを食べるのに英語を読むのも
なんだかだるいので,たしか天ぷらは
いれといていいはずと思い,
そのままスープのもとをふりかけて
お湯をいれ3分.

うん?4分じゃなかったっけ?

なんだか記憶があやふやなのだが
蓋のところに熱湯3分と書いてあるので
きっと3分なんだろう.

4分は他のそばか.

蓋の上に本を置き
3分待ったら,付属の7味をかけて食べる.

これが美味い.

なにも特別な美味さではないのだが
懐かしい美味さ.

これだよこれ.

日本で食べれば文句の1つもいいたくなる
天ぷらもうまい.

何一つ文句はない.

ちなみに,味だが
醤油っぽい食べ親しんだ
味だった.

なぜこんなことを書くかといえば
緑のたぬきには,というか
赤のきつねもそうなのだが
関東と関西で味がちがう.

ホームページでみてみるならば
どうやら赤いきつねには
北海道版もあるそうなので
いろいろ場所によって違うようなのだが
ふと思ったのは,海外で売っているのは
なんなんだろう.というところ.

結論からいえば,関東風ではないだろうか.

少なくてもデトロイトで買った
緑のたぬきは関東風.

根拠のない予想だが
海外では関東風のほうが
受けるのではないだろうか.

いやもちろんたまたま出合った
緑のたぬきが関東っぽかったから
それをもとに推論するだけで
独断と偏見しかないのだが,
思うに,外国人が関西風を食べた場合
味に物足りなさを覚える気がする.

出汁系の味ではなにがなんだかわからない.
ちゃんと醤油という濃さがないとダメ
つまり,関西のお上品さに舌がついていかない
と思う.

まあ,実際のところはどうかしらないけどね.

まさかアメリカでも東西にわけて
味を変えているとは思わないし.

いや,もしかしたら,
海外用の味付けにしてあるのかも.

とにかく美味かったからよしとするか.

そばは食べたので
これでようやくお餅にとりかかれる.

2008年.
悪くない滑り出しである.

投稿者 カズ : 20:49 | 食べ物

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