2008年1月5日
お節
正月ボケがなかなか
治らない.
来週までには少なくても
治さないとなぁと思いつつ
惰眠をむさぼるそんな土曜日.
とりあえず今日は
寝れるだけ寝とくとするか.
さて,お正月を向かえ
気分だけでもと,そばを食べたり
お餅を食べたりした.
だが,これなしではいけないだろう
というのが2つあって,お雑煮とお節.
本来なら1月1日に食べたいものだが
元旦はもうお腹いっぱいで結局
これらに手をつけたのは1月2日だった.
まあ,手をつけたといっても
自分で用意しないといけないのだが.
というわけで,お節である.
実家では,手作りと買ってきた惣菜の
入り混じったお節が出てきた.
入り混じったとはいえ,
たいていは手作り.
買ってきてあったのは
カマボコや伊達巻,数の子.
あと田作りもそうだったか.
他の紅白なますや黒豆,きんぴらごぼう
蝦の焼いたものにニシンの昆布巻きなどは自家製.
こう書くとやっぱりというか
なんというか,子どもにはあまり
受けがよくない料理が多いもんだ.
まだ幼かったころは
錦たまごだけにお節の価値を見出し
それ以外のものは,縁起物だから
しょうがなく口に詰め込んでいた.
が,今ならどれも
ありがたく食べるだろう.
恐らく一般的なおせち料理で
苦手なのは,栗きんとんぐらい.
あとはなんでもござれだ.
というわけで,NoviのOne World Market
にいったときに,いろいろ買ってきた.
さすがは日本食マーケット.
12月末にいったのだが,お節用のものが
大量にあり,ここは日本か?と思えたほどだ.
まあ,値段はお正月料金にしても
高くないか?と思えるほどだったが.
それはさておき,なにを買うかが
問題になってくる.
お金のこともあるし,だいたいそんなに
たれこれと買っても,食べきれない.
あいにく1人用のお節セットなんぞ
見当たらなかったし.
う~んと悩みながら買ったのは
数の子と田作り.
紅白ナマスは自分で作れるか
と思っていたのだが,結局
大根を買うのも忘れてしまったし
面倒で作るのをやめてしまった.
その代わりにと用意したのは
大根切干の煮物.
…基本的な材料は同じだ.
はりはり漬けでもよかったが
その場合,紅白の紅がタカの爪に
なってしまう.
その微妙さ.
どうしたもんかと悩みつつ
結局,煮物に.
ていうか,いうまでもないが
紅白の白はどっかにいってしまっている.
醤油を使って煮ている以上
わかりきっていることだが
まあ,細かいことは気にしてはいけないだろう.
…本来のお節はそういうところに
こだわるべきものなんだろうが
しかし,ここでは腹に入れば同じという原理で.
お皿に大根切干の煮物,田作り
数の子,さらにちょっと豪勢に秘蔵の
たらこを乗せれば,なんちゃってお節の完成.
主食兼汁物としてお雑煮も用意すれば
カナダのウィンザーという場所にしては
立派なお正月である.
ついでに,秘蔵中の秘蔵,日本酒,
菊水純米吟醸も取り出せばいうことはない.
そう.酒を飲むようになったから
きっとお節がうまいと思うようになったんだろう.
昼間からなんの問題もなく飲む.
正月ってのはいいもんだ.
投稿者 カズ : 23:17 | 雑記