2008年3月13日

ラボあれこれ

木曜はラボの日.

もう3年目だろうか.

問題はほとんど変わっていないので
準備もだいぶ楽になってきているのだが
しかし,今回のやつは毎年少々苦戦しているラボ.

いちお苦しい解釈をしてみたのだが
どうも納得がいかない.

が,考えれば考えるほど
これ地球科学的におかしくね?と
思える問題だ.

これはさすがにダメだろうということで
教授のところにいってきた.

もうこの問題忘れちゃった
といいつつ問題をみる教授.

ちなみに,このラボは
この教授はほとんど問題を作成していない.

使い回しであったり,
専門書からの問題であったりする.

で,今回のラボは
ちゃんとした答えが,つまり
僕自身が作成した答えではなく
オフィシャルな解答が唯一存在するラボである.

閑話休題.
問題を眺める教授.

続いて答えを見る.

う~ん.これおかしい.
ありえない.

と唸るわけだけれども
でもこの解答が間違っているのは…
ともいう.

なんだろう.ということで
悩みつつ,教授が答えをだした.

それは僕がたどり着いたものと
ほぼ一緒で,けっこう苦しい.

さらに学生をかなり混乱させる.

つまり,実際は○○だけど
ここでは××という前提があるから
これはこうなる.という風になるのだ.

ラボの内容はその前提さえなければ
プレートの動きを理解するうえで
けっこういいもんだと思うし,なかなか
面白い内容だと思うんだけどね.

毎年けっこう質問が来る内容だったのだが
今年は1人からしかその部分の質問は来なかった.

これは僕の説明レベルがあがった
というよりは,学生の姿勢にあるんじゃなかろうか.

決してレベルが低いというわけではなくて
なんだか今週は別の授業の中間テストがあったそうで
そっちの勉強が忙しく,今日提出の宿題を持ってきている
学生さんも少なかった.

来週の月曜でいいですか?

ときかれたほどだ.

ちなみに,その答えは,
別にいいけど減点するよ~
だ.

ひでぇというブーイングもきたが
もともと今日提出のもの.

しっかりとやってきて提出している人も
いるわけで,週末をはさむ月曜提出では
あまりにもそれは不公平.

ラボの初日に教授が
1日提出遅れるごとに10%の減点と
明言しているわけだしね.

とはいえ,そこは基本,甘い採点の僕.

中間テストとかあったなら,まあしょうがない.
明日(金曜)中に持ってきたら,減点はやめよう.
ただし月曜になったら減点.ということにしておいた.

それをきいた学生さん.
ちょっと急いでやってくるといって
さっさとラボを離れていってしまったというわけだ.

今回のラボはなかなか面倒なので
恐らく月曜のOffice hourは忙しくなりそうだ.

投稿者 カズ : 23:31 | 留学生活

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