2008年3月17日
チンゲン菜
今日はSt.Patrick's Day
簡単に言うならば,緑の日.
緑色の服をきて,緑色のビールを飲んで
アイリッシュの音楽に合わせて楽しく
飲みましょうというわけだ.
とりあえず詳しくは明日.
さて,日本にいたときあまり食べなくて
こっちに来てから食べるようになった
食材はけっこうある.
その中の1つにチンゲン菜がある.
日本にいたときもあれば食べたのだが
べつにそれほど好んでいたわけでもない.
スーパーで買うことはなかったし
中華料理で入っていたら,食べるぐらいのものだった.
ウィンザーに来て急に食べるように
なったかといえばそうでもなくて,
やっぱり中華料理であれば食べたぐらい.
ただ近くの叉焼を売っている店で
叉焼のご飯のせを頼むと,つけあわせで
チンゲン菜がのっていて,それはおいしいなぁ
と思っていた.
あの茹でた感じのチンゲン菜いいなぁ
と思っていたのだが,ようやくその謎がとけた.
それは,壇ふみと阿川佐和子の太ったんでないのッ!?
という本を読んでいたときのこと.
阿川佐和子の項目の1つ,カンタンの極み
というところででてきた.
それは芥藍(かいらん)という中国野菜の
調理法を説明していたところで,引用するならば
芥藍は,沸騰したお湯の中へ,塩ひとつまみ,
ショウガのヘタ,サラダ油大さじ二,三杯を落とし
そこへ菜っ葉を入れて,硬めに茹で,お皿に乗せて
カキ油をタラタラッとかけて食べるとおいしいですよ
とのこと.
別にその芥藍である必要はなくて
青菜系ならばだいたい応用はきき
チンゲン菜もその中の一つだ.
チンゲン菜の場合もやっぱり
硬めがよくて,さっとお湯に通すぐらいで十分.
ショウガは別になくてもよくて
沸騰したお湯に,サラダ油をちょこっといれて
塩を入れて,チンゲン菜を放りこむだけでいい.
オイスターソースもいらなくて
わずかな塩味でどんどんたべれる.
阿川佐和子流にいうならば,
キラキラ油でお化粧したぴかぴか青々野菜が
切りなく食べられる.である.
この食べ方を覚えて以来,
チンゲン菜を買うようになったし
阿川佐和子様々.
茹でるときにサラダ油を足すという
単純にしてなかなか思いつかない方法.
お試しあれ.
投稿者 カズ : 22:48 | 食べ物