2008年3月5日
お茶パック
昨日夜,心配したとおり
今日の朝はけっこう雪が積もっていた.
なにせベースメントの入り口のドアを
あけようとしたら,ちょっと雪が
邪魔をしたくらいだ.
まあ,そんなに高いところに
位置しているわけでもないのでしょうがないと
いえばしょうがないのだが,ちょっと焦った.
もし開かなかったらどうしてたんだろう.
大学休んでもよかったのかしらん.
さて,今年になってよく飲んでいるものがある.
緑茶.
もともと大学ではよく緑茶を
買っていたのだが,それは正直
たいしておいしくもない代物.
たいていジャスミンが入っていたりして
緑茶100%ではなかったし,味も香りも
慣れ親しんだ静岡のお茶に比べれば
物足りなかった.
忘れていた静岡の味.
わざわざ送ってもらったお茶を
飲んだときの幸せは言葉では
あらわせないほどだ.
香りが味が懐かしき故郷を
思い起こさせてくれる.
やっぱり緑茶はいいもんだ.
大感謝.
で,その緑茶だが
僕は急須をもっていない.
そもそも富山で一人暮らしを
始めたころから,急須なんぞもっていなかった.
いや,もしかしたら富山時代は
もっていたかもしれないが,ほとんど使うことはなかった.
理由は単純で,洗うのが面倒.
複雑怪奇な構造をもつ急須から
綺麗に茶渋を落とすなんて
どこぞの手品師の協力が必要,
もしくは,ベテラン主婦にでも頼まなければ
ならないわけで,そもそも
そこまでしてお茶をいれる必要もなかった.
自販機にいけば,お茶が買えるのである.
が,カナダではそうはいかない.
自販機なんてそもそも滅多にないし,
そこに緑茶がある可能性は
限りなくゼロに近い.
ただ急須は売っているし,他にも
お茶をいれるようなものはあるのだが
洗うのを考えると躊躇してしまう.
ではどうやってお茶を飲んでいるかといえば
世の中には僕のような面倒ぐさりが多いようで
ちゃんと便利なものがある.
お茶パック.
これだ.
これにお茶葉をサラサラサラといれて
コップに放りこみ,お湯をそそげば
あら簡単.それだけでおいしい緑茶の出来上がりとなる.
お茶パック自体は腐るものでもないし
また重いものでもないので,日本に帰ったときに
けっこう買ってきてあって,当分,お茶を
飲むのは困らないぐらいある.
急須を使うことはないので
茶渋と格闘する手間は一気にへるし
…それでも,コップと茶渋の対決は残っているが,
片付けもお茶パックをそのままゴミ箱に
入れるだけですむので簡単この上ない.
お茶葉も少量で十分だし
このお茶パックを開発した人は
ノーベル賞を受賞するべきだと思う.
コタツと互角,いやカナダにコタツはないから
それ以上の発明だな.
お茶パック.
あるとちょっと便利なものの
一つだと思う.
投稿者 カズ : 23:28 | 留学生活