2008年3月3日
3月3日
長かった論文作業の終わりが
ようやく見えてきた.
といっても,実際のところは
投稿してからがホントの戦いみたいな
ところもあるのだが,それでも
投稿できるところまでもってこれたのは
素直にうれしい.
これでようやく別の作業に
とりかかれるといったもんだ.
さて,今日は3月3日.
ひな祭り.
とはいえ,カナダにひな祭りがあるわけでもないし
女の子のお祭りにたいして,それほどひな祭りだぁと
テンションがあがるわけでもない.
むしろ耳の日とでもいって,
パンの耳でもかじっていたほうが
よっぽど3月3日らしいかもしれない.
パンの耳といえば,カナダで
パンの耳をみたことがない.
…なんだかおかしな日本語だ.
パンには耳がくっついていて
それは日本だろうがカナダだろうが
変わりはない.
見かけないのは,袋詰めにされた
パンの耳だけの存在.
日本のパン屋さんだと
無料だったり格安で売っていたり
するところもある.
子どものころ,母親が時々かってきて
それを油であげ,砂糖をふりかけて
おやつとしてだしてきたこともあった.
サクサクでなかなかおいしい.
そんなパンの耳がカナダで見かけない理由は
ふと考えてみれば,至極単純.
つまり,サンドイッチを作るときに
耳を落とさないのである.
食パンに具材を挟む.
基本はそれだけ.
自分で作るときは面倒なのでパンの耳を
切り落とすことはないのだが,べつに
店で売っているものも,落とされていることはない.
オードブルででてくるようなサンドイッチは
たしか耳がついてなかったと思うわけだけど
日常で食べるようなものは,耳付きが普通のはずだ.
というわけで,パンの耳好きの人にとっては
少々もどかしい環境なのかもしれない.
…ひな祭りからだいぶ話がそれてしまった.
姉がいるので,実家にはお雛様がある.
何段飾りか記憶にないが
とりあえず何段かにはなっていた
記憶はある.
だが,僕らが成長するにつれ
だんだんと飾るスペースもなくなっていき
いつしかお内裏様とお雛様だけが
飾られるようになっていった.
ちなみに,お内裏様が腰にさしている
剣は,曲がっていたりする.
原因はいわずもがな僕だろう.
お雛様自体にはたいして興味がなくても
その腰にある剣には興味を示すのは
男子とて当然といえば当然.
隠れて遊んで,曲げてしまった
とくるのもこれまた必然といえるだろう.
そんなお雛様.
姉貴が結婚して家を出て行った
今年も飾られているのだろうか.
…あれっていつまで飾るものなんだろう.
3月3日を過ぎても片付けないと
婚期が遅れるという迷信があるが
結婚してしまえば関係ないしなぁ.
でも,そんな迷信があるってことは
結婚するまでなんだろうか.
よくわからないが,飾られなくなるのは
なんとなく寂しい感じがする.
いつまでもちょっと曲がった剣を腰にさした
お内裏様とお雛様がいてほしいもんだ.
投稿者 カズ : 23:06 | 雑記