2008年11月1日

キッチンペーパー

寒くなったり暖かくなったり.

このところ気温は一桁台と
かなり寒かったのだが,昨日は
日中は18度前後まであがった.

ハロウィンのコスチュームは総じて
薄着のようなものが多いわけだけれども
これは天候が味方したといっていいだろう.

いろんなところで仮装した人達をみた.

さて,台所の必需品の中に
キッチンペーパーがある.

いつごろから使い始めたか
あまり記憶にないけれど
たしか富山時代は買ったことすら
なかった気がしなくもない.

つまるところカナダに来てから
買い始めたといっていいのだが
なぜキッチンペーパーに手を出したか記憶が
定かではない.

定かではないけれど,今ではもう
キッチンペーパーなしの生活は考えられないほど
頻繁に使っている.

コンロの汚れをサッと拭いたりといった
掃除用途.

例えば焼きそばを作る際に,まずは
野菜を炒め,お皿に取ったら,キッチンペーパーで
フライパンを拭き,そこにお湯を入れて麺を茹でる
作業にもっていくなどといったこともする.

煮物などで落し蓋のかわりにも使うし
ホットドックやハンバーガーを作ったときなどは
お皿を洗うのが面倒なので,キッチンペーパーの上に
パンを乗っけておしまいとしたりもする.

お弁当に持っていく果物とか洗ったあとは
キッチンペーパーで拭くし,ペットボトルに麦茶を
入れてもって行ったりする場合,結露で周りのものが
濡れるのも嫌なので,キッチンペーパーで巻いたりもする.

つまるところ,キッチンペーパーを手に取らない
日がないほど頻繁に使っているわけで,なぜ富山時代に
買わなかったのか不思議でならない.

…よく考えてみたら,家の影響かもしれない.

もちろん実家でもキッチンペーパーは使っていた.

それは紙箱に入っているやつで
主に揚げ物を作るときの敷き紙として使われていたと思う.

というか,それ以外の用途に使われたところを
見たことがない.

よって僕の中で,キッチンペーパー=箱に入ったもの=揚げ物の敷き紙
という図式が出来上がっていたのだろう.

揚げ物を全くしないので,当然,揚げ物の敷き紙なんて
ものはいらない.よって,キッチンペーパーを買うこともなかったのだ.

で,カナダに来て,状況は変わった.

カナダではロール上のキッチンペーパーが
一般的でたいていの家庭にある気がする.

少なくともホームステイしてきた家にはあったし
そこでは揚げ物の敷き紙以外にもというか普通に
キッチン周りの掃除などにも使っていた.

それで便利だと思い,キッチンペーパーを
買い始めたのだろう.

恐らくだがロール状という形状も幸いしている.

箱型だったら,僕の中では,揚げ物の敷き紙
というイメージが強すぎて,掃除などにはなんとなく
使い勝手が悪い.

今まで家で見たことがなかった形状だからこそ
すんなりといろんな用途に使えたのだと思う.

そもそも今の今まで,実家にあった
揚げ物の敷き紙用途に使っていたものを
キッチンペーパーと認識していなかったし.

キッチンペーパーについて考えていて
あっ,そういえばあれもキッチンペーパーか?
となったのだ.

で,キッチンペーパーだが
特に決まったメーカーを買ってきているわけではない.

なくなりそうになったら店に行き
とりあえず一番安いものを買うことにしている.

最近は,通常サイズの半分切りのやつも
売っていて,こいつはなかなか便利だと
そっちに手を出すことが多いけれど,安ければ
通常サイズのものも買う.

つまるところ値段が重要なのだが
失敗した.と心底思うものがあった.

それはエコを謳い物にしている商品.

6本入りだか8本入りだか忘れたけれど
セールで安くなっていて,さらにエコということで
地球環境にやさしいのかと買ったことがある.

ここでの失敗は,そんな大量に入った
ものを買ったことにあるだろう.

いくら毎日使うとはいえ,何枚も使うものでもないし
6本でも数ヶ月持つということだ.

腐るものでもないのでまとめ買いは悪くはないのだが
この商品は使い勝手が悪すぎた.

質が悪い.

そのメーカーの他ブランド.
つまり,エコを謳っていない商品と比べても
非常に破れやすかった.

使うたびにあまりの質の悪さに閉口し
二度と買うことはあるまいと誓うわけだが
大量パックを買ってしまったので,ストックは
まだまだある.

終わることのない戦いのような気がしたが
それでもやはり物事には終わりがくるわけで
先週,ようやく全てを使い終わった.

今は,もうそのメーカーではなく他のメーカーの
エコを謳っていないきちんとした商品を使っているが
まさに雲泥の差.

これぞキッチンペーパーといわんばかりの
使い勝手のよさである.

思うに,エコを謳っている商品は
あまり質的によろしくないと思う.

以前,洗濯用洗剤でも
エコを謳っているものを買ったことがある.

結果としては,あまりにも期待外れなものだった.

除菌効果が他の製品に比べ
低かったのだと思う.

乾燥機にかけたくないものは,基本的に
部屋干しするのだが,今までは特に気にならなかったのに
その製品を使い出してから,うん?と思うことが多くなった.

といっても,すでにその製品は使い切り
一般の洗剤に戻っているので問題はないのだが
かなりカナダのエコ製品には失望しているといっていいだろう.

今後,あらゆる製品において,
手を出すことはないと思う.

エコだからというのはいいわけになるのだろうか?

エコだから他の商品よりも質は悪い.
エコなんだから使い勝手の悪さは我慢してよ.

釈然としない.

そもそも本当に環境にやさしいのか?
という問題も含んでるしね.

エコ商品.

これからどんどん増えていくのだろうけれど
どれだけのものが本当に受け入れられていくのだろうか?

なかなか大きい問題だと思う.

投稿者 カズ : 21:34 | 雑記

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