2008年12月11日
温室
ようやくドイツからサンプルを
送ったよ.というメールが届いた.
ドイツに行ったのが6月だか7月だかなので
5ヶ月以上たって,ようやくカナダへの道のりを
歩き出したというわけだ.
本来なら船便でももう届いてもいいはずなのだが
そこはあれ.いろいろあってこんな時期になってしまった.
最初は僕が相手と連絡を取っていたのだが
途中で秘書の人にバトンタッチ.
秘書の人も投げ出しはしなかったが
うちの教授と相談しつつやり取りをして
最後は教授がメールを出して.となった.
相手側に問題があったというよりは
海外でのサンプリングの難しさというべきだろう.
企業なら海外へ試料を送るのも慣れているかもしれないけれど
そうでもないとね.
英語圏でないのも面倒なところだ.
とにかく試料が送られたってことはいいことだ.
カナダに着くのはおそらくというか
ほぼ間違いなく年明けだろう.
まあ,いいや.
来ることがなによりも重要だし.
どんな形でくるのか.試料は壊れてないか?
ドキドキの日々となりそうだ.
さて,友達のお手伝いで生物学科の
グリーンハウスにいってきた.
別にグリーンハウス自体は
初めて入るわけじゃないけれど
うちの大学のグリーンハウスは初めてだ.
滅多に来ることはない生物学科の
いかにも科学といった感じの建物の雰囲気に
ワクワクしつつ屋上に到着.
鍵を持っている友達に続いて
グリーンハウスの中へ.
…気持ちいい.
やばいほどいい感じだ.
暖房がかかっているはずの
自分のオフィスより暖かい.
まさにポカポカ陽気.
青空で暖かいその雰囲気は
春そのものといっていいだろうか.
ここにいたらほぼ一日
昼寝して終わるとわかっていつつも
のんびりとしていたい.
日本でいうところのコタツだろうか.
一度入ったら出れなくなる.
そんな魔力が込められている.
グリーンハウス内の数ある植物には
さっぱりと興味がわかなかったけれど
グリーンハウスそのものには強烈にひかれた,
あぁ,もう1度遊びにいきたいものだ.
…次はお弁当をもって.
投稿者 カズ : 23:54 | 留学生活