2007年11月22日
液体絆創膏
不覚.
最近疲れてるし
早めに寝て,ちょっと早起きして
朝から頑張ろうとか思ってたら
13時間とか寝てしまった.
いつもより起きた時間遅いし….
さて,大学行ってラボやって
ラボが終われば,自分の研究.
採ってきた岩石試料から,測定用の
古地磁気試料をくりぬく作業.
ボール盤と岩石カッターの出番だ.
時間はかかるものの
なんとか順調にやっていたら
トラブル発生.
左手の指先に手のひらの一部を
ぱっくりと切ってしまった.
血はなかなか止まらないし
痛いしで,作業は中断.
ドラッグストアへ.
指先の怪我は絆創膏をはればいいのだが
手のひらはややでかくて,絆創膏じゃおいつかない.
なにかないかと棚をみていれば
あった.
液体の絆創膏.
スプレー式か液体を塗る方式か
どっちがいいかわからない.
う~んと頭をひねりつつ
きっと塗る方式のほうがしっかり
いけるんじゃないか?という結論になり
そっちを買うことにした.
が,ここでも問題.
メーカーが複数ある.
どうしたもんか.
ズキズキする左手のためにも
こりゃなんとかしないと.
3Mか?いやここは無難にBand-Aidか.
それとも他のよりも3ドルほど安い
このきいたことないブランドか.
…この安いのはないな.
ここは金をケチるところじゃない.
むむむ.よし,Band-Aidでいこう.
たぶんこれが一番間違いない.
およそ5分.いや10分ほどだろうか.
迷った挙句,Band-Aidの液体絆創膏を
カゴに放りこみレジに向かった.
家に帰り,まずは手を洗うが
これがしみる.
が,洗わないわけにはいかないので
しっかりと手を洗う.
そして,初めての液体絆創膏.
力を入れられない左手は
添えるだけ.右手で箱を開けていく.
バーンと出てきたのは
ちっこい液体絆創膏.
なんじゃこりゃ.
ちっせー
というのが初めてみた感想.
容量が見当たらないのだが
その辺の目薬のほうがよっぽどたくさん
入っている.
10回分入っていて
1回に2滴だから,20滴分.
目薬20滴分.
10ドル.
たけぇとつぶやいたが
どうしようもない.
それに,これだけではなくて
ほかに綿棒らしきものもついている.
この綿棒が10本ついていて
1回1本,使い切りタイプ.
綿棒の先っぽに2滴たらして
それで傷の上を塗るっていくというわけだ.
本来は一つの傷口に1本なんだろうけれど
1回につき3本の消費は痛すぎる.
そんなんは大名もしくは貴族がやることであり
庶民であり,さらには貧乏学生という肩書きまで
おまけでついてくるような人間はそんな贅沢はしない.
指先(薬指と中指)に1本.手のひらに1本.
…ちょっと贅沢してみた.
しみる!というようなことはなく
ペタペタと綿棒らしきものを使って傷口に
塗っていき,乾燥させる.
1分ぐらいは少なくても乾燥させろとの
ことなので,しばらくほっておくのだが
これが微妙なのだ.
なにせ,無色透明.
乾いたかどうかなんてわかりゃしない.
恐る恐る触ってみれば,
口に出るのは,いてぇ.
そりゃそうだ.
たとえ絆創膏だろうが
傷口に触れば痛いのは決まってる.
とりあえず,乾いたようなので
血も止まったし,よかったといっていいだろう.
液体絆創膏.
広い傷口には便利だとわかったが
なんとなく無色透明で傷口が見えるというのは
あまり精神衛生的によろしくない.
傷口周辺がてかっていて
あたかもアロンアルファでも塗ったかの
ようにみえるのも,どうかと思う.
が,まあ,そんなもんは贅沢な要求というものだろう.
液体絆創膏.
なかなか興味深い代物だ.
投稿者 カズ : 23:43 | 雑記