2007年11月24日
電磁気学
昨日はデトロイトというか
その郊外の町にいってきた.
そのお話はまた今度というわけだが
とりあえず楽しかった.
お金はかかるけど,ストレス解消には
もってこいだ.
さて,今日は土曜日.
昨日,家に帰ってきたのが遅いので
のんびりしようかと思っていたら
友達から電話がかかってきた.
勉強教えて.
まあ,断る理由はどこにもない.
単位を落としてしまっても困るし
力になれるならなりましょうということで
大学へ.
別に家でやってもよかったのだが
専門書の部類が家にはほとんどない+
家だとやる気がおきないので,大学で
やることにしたのだった.
で,なにを教えればいいのかと
いうならば,電磁気.
電磁気.
専門ちがうし.
僕は地球科学の学生.
地球科学のなかの地球物理学,
特に古地磁気・岩石磁気学を専門にしてる.
上の古地磁気とかをもっとちょっと広げるなら
地球電磁気学となって…あれ?
電磁気って入ってきた.
まあ,実際のところ物理学科の人が
専門にやってるような電磁気学は自分の限界を超えているが
入門程度ならまだ辛うじてなんとかなったりもする.
そして,教えてくれといわれたのは
その基礎に近いところ.
これなら友達のノートと教科書と
僕の持っている電磁気に関する専門書なんぞを
駆使すれば,なんとかなるだろう.
日本語で教えればいいんだし.
そんなわけで,ノートと教科書を読みつつ
そしてその間に,その友達に電磁気ハンドブックを
読んでもらいおさらいをしてもらい
下準備は完了.
あとは,ノートを見つつ
どこがわからないのかきいて
そこを説明していく.
ここがわからん.そこはあれ
とテンポよくいけばいいが
そこまでの知識はないので,えっとそれは…
といろいろ戻りつつの説明となっていく.
最後は,練習問題で解けない問題の説明.
どれもそれほど応用問題はなかったので
多少頭をひねくれば,なんとかなった.
説明下手とよばれる僕の説明でも
いちお疑問はほとんど解決したそうで
感謝というか,さっさと日本に帰って
物理教師をやれというお褒め(?)の言葉をもらった.
だいたい時間にして3時間弱.
地球物理じゃなくて純粋な物理に
久々に頭をフル回転した.
人に説明するってのは自分の勉強にもなるので,
しばらく離れていた電磁気のおさらいにもなって,よかった.
それにしても,やっぱり物理ってのは
得意教科じゃない.
電磁気の本を読みつつ,そう思った.
地球物理が一番だ.
投稿者 カズ : 23:46 | 雑記