2009年6月11日
Iced Coffee
なかなか忙しくなってきたが
これも嬉しい忙しさというか
なんというか.
詳細は落ち着いてできたら
するといったところだろうか.
さて,ずいぶん前の話になってしまうが
労働ビザを取りにアメリカにいった日は
特別な日だった.
なにが特別かといえば
カナダのコーヒー・ドーナツチェーン
最大手のTim Hortonsのキャンペーン.
去年まであったか記憶に少々ないが
アイスコーヒーのキャンペーンがあった.
そもそもカナダではアイスコーヒーが
一般的なんだろうか?
マクドナルドに確かあったが
それは日本のようなアイスコーヒーではなく
すでにミルクと砂糖(ガムシロ?)が入ったもの.
スタバなんかでもなかったような
気がするし,たいていアイスカプチーノ的な
甘い飲み物だった.
このティムのやつも例に漏れず
ミルクも砂糖も入っている.
ブラックでアイスコーヒーなんてものは
存在しないんんじゃないかしらん?
僕はというと基本的のお茶もコーヒーもブラックで
飲む人間なのでこの状況はあまり嬉しくないが
缶コーヒーも売っていないような国なので
そこは諦めている.
で,ティムのアイスコーヒー.
5月23日だっただろうか.
お昼頃から17時ごろまでスモールサイズが
お一人様一杯無料となった.
これは全店共通で,
ティムもなかなか太っ腹なことを
するもんじゃないかと感動.
恐らく一般的ではない
アイスコーヒーを夏に向けて
宣伝するのが目的だろう.
ビザの手続きが終わったのが
お昼過ぎ.
トンネルを抜けてカナダはウィンザーに
たどり着けば,すぐそこにティムがあるので
さっそくいってみた.
特に欲しいものもなかったので
とりあえずカミさんとアイスコーヒーを
貰って帰ることにする.
ドーナツの一つでもと思ったが
まあ,無理して買うものでもないだろう.
そんなに列も長くなく
またアイスコーヒーを手にとっている人も
多くなかったので心配になったが
レジでアイスコーヒーをくださいな.
というと,すぐに出てきた.
フリーという事で,事前に準備を
していたようす.
とりあえずその場で作ろうがなにしようが
別に不満はないので,そのまま貰って
店を後に.
そして,一口飲んでみる.
うん.日本ではブラックを飲んでいたので
甘いことは甘いが,まあ悪くはないか.
ミルクが多めな感じがしなくもない.
カミさんにちょっと甘いね.
というと,えっ?という返事がきた.
なおそのときカミさんは
この人カナダにいすぎて舌が
カナダ化したんじゃないか?
と思ったそうだ.
かなり甘い.といわれ
今度は僕がえっ?と思う番.
もう一口飲んでみるが
どう味わってみても激甘という
ほどでもない.
正直,日本の缶コーヒーより
甘さ控えめではないか?とも思ってしまう.
まあ,日本の甘い缶コーヒーは
1年に1度飲むかどうかなので
それと比較するのはどうかと思うかもしれないが
とにかくそれほど悪くはない.
おかしいなぁと思いつつ
カミさんのものを一口貰う.
…あまっ!!
これは甘い.
シロップだか砂糖だか知らないが
まさにカナダのアイスコーヒーと
いった感じの甘さが襲ってくる.
日本の缶コーヒーでもかなり
甘い部類に入るだろう.
おそらく両方を足して2で割ったら
ちょうどいい感じになるかもしれないが
いや,それにしても驚いた.
同じアイスコーヒーでこの甘さの違い.
これは無料用として店で大量に作り置きした
ときに大雑把にやってしまったのだろうか.
カナダらしいといえばカナダらしいのだが
これはプロモーションとしては失敗の気がする.
別の店でどのようにだしているか
それ以上は挑戦しなかったのでわからないが
味が僕のとカミさんので異なるということは
他店でもそれぞれ甘さやミルクの量が異なっていたかもしれない.
普通に買えばいつも同じ味になるのかもしれないし
甘さの調整も言えばできるのかもしれないが
例えば僕がもらったものと同じ甘さのものを飲んで
苦いと思った人は,二度と買うことはないだろうし,
カミさんの甘さを期待してまた買ってみたら,甘さ控えめだった
ということになってもリピート客を見込めない.
なんだかいまいちティムの意図が見えない
そんなキャンペーンだった.
ちなみにトロントに学会で行ったときのこと.
その途中でティムによったのだが
その際,教授はアイスコーヒーを購入されていた.
さすがに一口頂戴とはいえなかったが
あれははたしてどんな味だったんだろう.
注文する際に,甘さなどもきかれていなかったようだし
謎だ.
あとそれを飲んだ教授だが
一口飲んで,首をかしげ,また一口飲んで
interestingとつぶやいていた.
ティムのアイスコーヒー.
今夏,僕は購入することがあるのだろうか.
投稿者 カズ : 23:20 | 雑記