2009年8月4日

ケーキ作り

久々にWendy'sに行ってきた.

セットを頼んだのだが
ジュースのカップがでかい.

そっか.セットだとMサイズか.
このサイズなら日本ならLだよね.とか
話しながら食べたのだが,メニューをみて
ふと気がついた.

これSサイズだ.

ファーストフードではたいてい
ペットボトルの水を頼むので忘れていたが
久々に出会うと強烈だ.

カナダサイズ.

あぁ,おそろしや.

さて,結婚してからというか一緒に暮らし始めて
初めてわかることがある.

その中の一つが,お菓子作りとそれに必要な
それぞれの量.

昔からお菓子作りなんてしていると
そのバターや砂糖の量にうんざりする
ということをきいたことがある.

僕自身はお菓子作りなんてものは
さっぱりとしないので,ふ~ん
ぐらいにしか思っていなかった.

最後にお菓子らしいお菓子を作ったのは
いつのころだろうか?

まだ小さいころは親にねだって
ゼリーの素やらチーズケーキセットみたいのを
買って作って食べた記憶がある.

それをお菓子作りと呼ぶのか?
といわれるとちょっと自信がないのだが
そんなものだ.

後は,お正月にお汁粉を豆から作ったことぐらいか.

つまり,洋菓子になると
ほとんど作った記憶がないし
作ろうと思ったこともない.

食べたくなれば買ってくればいいことだし
なにより手間がかかる.

粉をふってとか,裏ごしとか
卵白と卵黄を別々に分けてから使うだとか
話を聞いただけでやる気が抜けていく.

さらに,お菓子作りは適当はダメだ.
きっちりと計らないとおいしいものはできない.
となれば,大雑把な自分の性格からいって
上手くできるわけがない.

元来の不精な性格もあいまって
お菓子作りなんてものはやろうとは思わなかった.

思わなかったのだが,お菓子を食べるのは好き.

カミさんが作ってくれるとなれば嬉しいし
手伝いが必要となればもちろん手伝う.

というわけで,パウンドケーキ.

小麦粉,バター,砂糖,玉子を1ポンドずつ
混ぜればいいということからパウンドケーキ.

それを作ってみようということになった.

元々日本でお菓子作りなどをよくやっていたらしい
カミさんの指示のもと,いろいろと動く.

で,そのときに気がついた.

恐るべき砂糖にバターの量.

小麦粉100gにバター100g,お砂糖は90gとしたのだが
まずはバターの量に驚く.

これぐらいか?と適当にお皿の上に出してみれば
100gには大幅に足りない30g.

えっ?ええっ?ともう自分の中では
ありえない大量のバターをお皿にだす.

それをレンジで軽くチンして溶かしている間に
次は砂糖の準備.

砂糖を90g.

大さじを3,4杯ぐらいか?と思って
これまたずいぶん自分の中では大量にいれたと思ってみれば
これまた50gにも満たない量.

おいおい90gってどんだけだよ
と思いつつ,もう大さじ何杯と数えるのは
いやになってしまったので,適当のバサバサといれていく
(適当とはいえ,もちろん量りで計っているが).

こんなにいれるのか.と
驚きつつ他の準備などもして
出来上がったものを食べれば,またびっくり.

その時は,抹茶のパウンドケーキを作ったのだが
甘くない.

甘いことは甘いのだが
ほのかに甘い程度.

抹茶の香りがしっかりとして
かなりおいしいのだが,あの砂糖とバターの量で
この感じか.と驚いてしまう.

そう考えると,カナダのボッテボテで
激甘のケーキたちはどのぐらいの分量で
作られているのだろう.

考えるだけで恐ろしい.

今までなんとなく想像していた世界が
少し垣間見えた.

なんとも罪深いケーキ作りだ.

投稿者 カズ : 22:16 | 雑記

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