2009年1月21日

時差ボケ

カナダに戻ってからもうすぐ2週間になるのだが
いまだに時差ボケが完全になくならない.

20時を過ぎれば限りなく眠くなる.

この前は21時ごろに
あまりの眠たさに一眠りするかと
ベッドに横になったが最後.

目が覚めたら朝の6時半だった.

また23時過ぎまで頑張って起きて
その後にベッドに潜り込んだとしても
5時,6時には,ばっちりと目が覚める.

その日のお弁当を作り
朝ごはんを食べ,食器の片づけをして
一息つけば恐ろしいほどの眠気が襲ってくるのだが
そこで眠ると4,5時間はたっぷりと寝てしまいそうなので
気合でなんとかする.

以前は,時差ボケが2時, 3時ごろにやってきて
朝の5時6時というのはなかったと思うのだが
なんでだろうか.

朝の5時や6時に目が覚めるとそのまま頑張ってもう
2~3時間寝るべきか,はたまた起きて活動するか
悩んでしまう.

これが2時なら決まっている.

どんなことをしてでも寝るわけだけど
微妙で絶妙な時間帯が憎らしい.

1ヶ月もすればきっと.朝の6時?そんなの無理.
というような元の生活に戻るのだろうけれど
はたしてそれが人としていいのかどうかは別問題だ.

早く直ってほしいものだ.と思っているわけだけど
そういえば,この前の夏,日本に帰ったときに
飛行機の中で見た免税品の中におもしろいものがあった.

それは,高濃度酸素水とでもいうのだろうか.

もう詳細は忘れてしまったのだが
たしか,水に数滴入れて飲めば,疲労回復や
時差ボケ解消に役立つとかいう謳い文句であった.

恐るべきはその値段.

2,3ドルなんてものではなくて
たしか数十ドルしていたと思う.
量はたぶん100mlもないんではないだろうか.

見た感じ容器はだいぶ小さく,
たかが酸素が入っているだけなのに
ずいぶんと高いものだと感じたことを覚えている.

はたしてこれがきくのだろうか.

ホントに時差ボケに効くのならば
何回か試してみたいとは思うわけだけど
さすがに数十ドルも出すほどお金持ちではない.

そもそも自分の中では
かなりの眉唾の部類に入る.

酸素である.

深呼吸しなくとも日常生活で
意識せずに取り込んでいるものである.

それが疲労回復や時差ボケに
きくのだろうか.

仮に酸素がそれらの効能があるとして
肺に入れるわけではなく,胃などの
消化器から摂取することに意味があるのだろうか.

まったくもって謎で,自分で納得していないので
出てくる結論は,いわゆるプラシーボ的なものではないかとなる.

数十ドルもする高濃度酸素水を
普通の水などにたらりと恭しく数滴垂らす.

それをごくりと飲み込めば
効かないわけがない.ということになる.

が,きっとその効能に疑問を感じ
プラシーボじゃなかろうか.などといってしまっては
それがいくらお高いもので,実際に効くとしても
効果は出てこないだろう.

つまるところ,きちんとした論文がでてきて
データでビシッと証明してくれるなら
頼ることはあっても,そうでないかぎり
時差ボケが直りますよーにと寝る前に
お祈りでもしていたほうがマシだろう.

時差ボケ.

年を取るにつれて順応が鈍くなって
ひどくなるときいたことがある.

もしそうだとしたら…
考えるだけでも恐ろしい.

投稿者 カズ : 20:23 | 雑記

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