2009年4月2日

ようやくボール盤を使っての
作業が終わった.

あとは岩石カッターを使って
試料をスライスしていくだけ.

といっても,これも同時進行させて
いたので,明日か明後日にはたぶん
終わるだろう.

これでオーストラリア出発までには
間に合いそうだ.

あとはオーストラリアでの
学会発表の練習をするだけ.

まあ,なんとかなるだろうし
なんとかするしかない.

ところで気になるのは
だいたいどれぐらいの人が
ききにくるか?ということ.

練習したときについで教授に
きいてみた.

そうだね.初日の4番目って早いし
たぶん100人ぐらいじゃない?

…えっ?100人!?

マジですか.100人って.

まあセッションが一つしかない
学会だから来ている人はみんな
くるんだろうけれど,100人かぁ.

それだけの人数に対して
話をすることは滅多にないし
正面を向いた瞬間,話すことが
頭からふっとびそうだ.

本当に大丈夫だろうか.

さて,この前,アメリカに行ったとき
I-94を取得した.

けっこう空いていて特にトラブルなく
取得できたのだが,その際のこと.

国境警備員の人が,どこ出身?
日本?そうなんだ.
日本って子どもを持つのが大変なんでしょ?
2人目からすげーお金取られるみたいじゃん.

というようなことをいってきた.

うん?あれ子ども二人目から
援助金が少なくなったりしたっけ?
などと頭をひねる.

友達もみんなあれ?みたいな雰囲気が
漂っていたのだが,そのとき隣にいた
別の国境警備の人が,それ中国だろ.
と突っ込んでた.

それで納得.

一人っ子政策のことをいっていたのか.

こうやって書くとすぐに
一人っ子政策だと気がつくけれど
国境でけっこう緊張している中
いわれてもすぐには出てこない.

それにしても中国と日本.

北米人からみたら
同じアジア圏の国として
実際のところたいして変わらない
という感覚なのだろうか.

もちろんきちんと知っている人は
いるだろうけれど,なんとなく大部分の人にとって
日本も中国も,きっと韓国もそんなに
変わらないんじゃないかと思う.

例えば,うちの教授も
中国人と日本人は同じ言語を使っている
と思っていたし.

ただこれは普通だと思う.

日本人にとって
正直,カナダとアメリカなんて
似たような国だろうと多くの人が
思っているだろうし,特にそれが
アフリカなんてなったら国ごとの違いなんて
僕はさっぱりだ.

恐らくアフリカ人にいわせたら
違いは大いにある.というかもしれないけれど
その違いは実際にそこに住んでいない人にとっては
感じ取ることができないものだろう.

それはしょうがないことなのだが
はたして国境警備員がそんなんでいいんだろうか.

…まあ,そんなもんか.

投稿者 カズ : 21:34 | 雑記

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