2009年4月3日
理不尽
ふと気がつけば
来週オーストラリアに向けて出発だ.
試料整形が終わったので
学会準備といきたいのだが
残念ながらいろいろ仕事が入ってくる.
詳しい事情は知らないのだが
今学期は通常より2週間早く
学期が終わる.
2週間早いというか2週間分短くなったというべきなのか
そのへんはよくわからない.
もしかしたら学期が1週間遅れで始まっているのかも
しれないし,ただ単に終わるのが2週間早まったのかもしれない.
基本的に授業を取っていないし,ラボは
教授が毎週課題を送ってきて,それをみて
初めて内容を知る(といっても,たいてい
過去と一緒だが)ぐらいだ.
で,今学期は例年に比べて
ラボが2回分少なかった.
通常ラボが1回なくなって
ラボの期末テストもなくなった.
これは別に全てのラボに共通している
わけではなくて,僕が受け持っている
ラボの話だ.
上にも書いたが,基本的に事情を知らないので
なぜだかよくわからない.
ストの影響ともきいたが,
そもそもストは先学期のことで
なぜここにきてその影響がでているか
あまり釈然としない.
2週間分短くなるというのは
僕はそれだけ仕事が減るので嬉しいのだが
授業料を払っている学生特に学部生の子達は
どう思っているのだろう.
2週間ってけっこうなものだと思うし
同じ授業料を払って,授業内容が減るなんて
詐欺みたいなもんじゃねーかなと
ふと思ったりする.
先学期もストで短くなっているし
明らかにダメダメな気がするんだが….
まあ,そもそも学部生の子達が
不平不満を言っているのかどうかも
わからないのでなんともいえないわけだけども
どんなもんなんだろうか.
さて,この前アメリカに行ったときのこと.
国境でガソリンを入れたのだが
そのときに,outside pay only
みたいな表示がでていた.
つまりその場でお金を払え
ということ.
それには二通りのやり方があって
現金を最初に入れてガソリンを入れるか
もしくはクレジットカードを使うか.
たいていの場合,クレカなんだろうけれど
そうはいかない事情がある.
つまり,クレカが使えない.
別にその機械に問題があるわけでも
自分たちのクレカが制限を越えていて
使えないわけでもない.
では原因はというと,クレカの発行国.
友達と3人で行ったのだが
全員が日本製のクレカしかもっていない.
たいていの場合,それでこと足りるし
カナダで作る必要性はあまりない.
もちろんあって便利なことはあるけれど
普通の生活ではデビット払いだったりするし
カナダのクレカでないとダメ!という
ケースは稀だ.
稀なのだが,カナダ・アメリカ国境の
ガススタはその稀なケースにあたる.
そこで受け付けるのは
アメリカもしくはカナダで発行された
クレジットカードのみ.
日本のものを試したことはあるのだが
残念ながらアメックスにしろビザにしろ
受け付けてもらえなかった(免税店での
お買い物は別に日本発行のものでも問題ないのだが)
クレカが使えないとなると
現金をいれるしかない.
諦めるというのも選択肢の一つだが
無税のガソリンをみすみす逃すというのはもったいない.
そんなわけで,そのときは30ドルだっただろうか.
現金を投入した.
してその結果.
入ったガソリンの値段は20ドルちょっと.
10ドル弱が余ったわけだが
おつり取り出し口のようなものは
見受けられない.
現金投入をしぶった理由の一つが
おつりがでてくるような箇所が見つからなかった
というのもあるわけだが,はたしてこれはどうなるのか?
と思っていたら,ベーと
レシートらしきものがでてきた.
どうやらそれをもって店内にいくと
お釣りを貰えるらしい.
…なんだそのシステム.
それはoutside pay onlyの意味があるのだろうか.
結局店内にお釣りを貰いにいくのならば
手間としては変わらないんじゃなかろうか.
この理不尽さは
さすがアメリカ.
といわざるを得ないだろう.
投稿者 カズ : 22:14 | 留学生活