2009年4月5日

卒業発表

昨日は後輩の子の
コンサートにいってきた.

卒業リサイタル.

フルートを専門にしている子なので
内容はフルートリサイタル.

19時半からダウンタウンにある
教会のホールを借りて演奏が行なわれた.

ちなみにこの教会を借りる
というところから自分でやらないと
いけないらしい.

借りるにはお金がかかり
それがどの程度自分で負担なのか
よくわからないけれど,安く
提供してくれる場所を見つけるのが
かなり難しいとのことだ.

リサイタル自体の入場料はフリーだったので
仮に自分で場所代を負担するとするならば
これはかなりきつい.

学科や指導教授がある程度だしたりするのかしらんね?

それとも学部生となるときついのか.

なかなか難しいところだ.

で,発表.

かなり楽しめた.

フルートで途中に休憩をはさみ
約1時間半ぐらいだっただろうか.

卒業発表で1時間半も行なうというのは
僕の感覚からいうと信じられない.

たしか富山時代の卒論発表は
10分か15分ぐらいだった気がする.

といっても,卒論を書いているので
単純に10分と1時間半を比べることはできないけれど
それにしても1時間以上.

やはり芸術系は違うものだ.

発表内容は,4年間の集大成の
ようなものなんだろう.

曲調が異なる4曲.

ウィンザーにきてから
フルートを聴く機会が増えたのだが
やっぱりゆったりときけていい感じだ.

特に最後の最後.

アンコール曲なのかどうか
位置づけがわからないが
指導教授との協演.

これが素晴らしかった
というか,教授と学生を比べる自体
間違えているかもしれないが
教授ってのはすごいな.というのが
素直な感想.

音色が違う.

普段,学生のコンサートだったり
あとはウィンザーのアマチュアバンドだったりを
きく機会はあったのだが,オーケストラで
誰かが突出して上手く,それを聞き取るという
芸当は僕にはできない.

ただそのラストの演奏は,フルート2人に
集中してきくことができて,違いがもろにわかる.

やっぱり伊達に教える側じゃないな
と当たり前だが,そう思ってしまう.

科学だろうが芸術だろうが
そんなもんだ.

それにしても卒業発表.

1時間半も見事なことだった.
本当にお疲れ様でした.

思ってみれば,これが地球科学以外で
初めて出席した卒業発表.

音楽家のそれはまた機会があれば
見に行きたいと思うようなものだった.

投稿者 カズ : 18:43 | 留学生活

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