2010年4月12日
期末テスト
金曜にラボを受け持っている教授から
テストを渡された.
そのテストとは今日あった
期末テスト.
で,テストを渡された理由が
教授もくるけれど,僕もきてくれといわれ,
教授自身が持っていると心配だから預かってくれ
とのこと.
…意味がわからない.
大学の机に鍵かけておいておいて
いいですか?といったら,いやそれは心配だから
もってかえってといわれるし,全くもって
余分な荷物だ.
まだ今日,なにか用事があって
これないならまだしも,普通にきていたし
やっぱりよくわからない教授だなぁと
思いながらの試験監督.
基本的に教授は30分に一度,
質問があるかどうか見にくるぐらいなわけだが
質問はほとんどなく,また9人と学生の人数も
少ないので,試験監督はかなり楽だった.
約2時間.
ぼけ~と立っていたなかで
質問は1度.
しかもその質問が
なかなかな質問だった.
期末テストは3パート構成.
最初がShort answerで次がDescription
最後がLong Answerとなっていて,配点のだいたい半分が
Long Answerに割り当てられている.
1問10点が5問だ.
で,質問が,
○○について説明するとごく簡単に終わってしまうんで
10点なんて配点はおかしいですね?これは○○と××を比較して書く必要があると
思うんですけどどうですか?
というもの.
問題自体は,○○について説明しろみたいなことで
××については一切触れていない.
僕が問題を読んだ限りでは,○○のみについて書いてほしい
と思ったのだが,採点をするのは僕ではなく教授.
とりあえず教授がきたときに訊いてみた結果は
やはり××と比較する必要はなく○○について説明して
とのことだった.
それはいい.
それはいいのだが,この質問.
けっこうおかしくないだろうか.
○○について説明するとごく簡単に終わってしまうから
10点なんて配点がつくわけがない.
この考えが間違っている.
この前提となっているのは,
○○について,自分は完璧に書いた.
足りないことはない.これに関しては満点をもらえる
という考え.
なんていうか,カナダ人らしい
根拠のない自信.
別に10点だから,これぐらい書かなければいけない
ということはないし,きかれたこと,要点をきちんとまとめて書けば
ダラダラと書かなくても,満点はもらえるはずだ.
長く書いたから10点に達する(実際のところ
長くダラダラと書く人がけっこういるのだが
まったく的外れの道外れで書いている人が
多かったりする)という保証はないし
この質問の的外れさがなんともいえない.
結局,その学生さんは教授にきいたあと
けっこうな長さの解答を書いていたが,
最終的にどのような答えを書いたのだろう.
採点は面倒なのでしたくないが
その答えは気になる.
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投稿者 カズ : 21:07 | 留学生活