2009年3月17日
学会発表
今日も野球だWBCだ.
韓国戦,見たいなと
思っていたのだが
よく時間を調べてみたら
カリフォルニア20時開始.
うん?てことは,
ここでは23時開始か.
23時といえば酒を飲みつつ
としては最高だ.
だが,だいたい試合時間が
2時間半から3時間として
終わって,寝るのが2時過ぎか.
どうしよう.
明日の朝,いつもより3時間ほど
遅く起きるか気合を出すか.
はたまた夢の中で応援して
朝起きて結果だけ確認するか.
…とりあえず寝酒をしつつ
起きれるところまで起きているとするか.
頑張れ,日本.
さて,いつもまにやら
1ヶ月を切ったオーストラリア学会.
今回は初めての英語での
口頭発表となる.
ウィンザーに来てはや…何年だろう.
4年?5年?もうまともに数を数えることすら
おぼつかなくなってしまったけれど
学会発表自体は過去に何回かしている.
何回かというか基本的に1年に1回か2回.
ただし今までの発表は
一つを除いてポスター発表だった.
その例外の一つだが,
発表は日本語.
日本での合同学会での発表だったのだが
これはもうひどかった.
なにせ日本語がわからない.
普段使っている日本語とは異なる
学術用語に専門用語.
もうさっぱりだ.
緊張して日本語(単語)が
ふっとんで英単語しかでてこない
ってのはある意味貴重な体験だが
二度とごめんである.
かといって,英語でやる自信が
あるかといえば,そうでもない.
例えば学科のセミナー発表などなら
好きではないがやらないこともない.
理由は単純で,よく知っている人しか
目の前にいない.かつ,発表内容を
専門にしているほかの人がごくわずかしかない
というわけだ.
学会発表となれば,学生よりも
はるかに知識量が豊富な科学者が相手で
さらに自分と同じような研究分野の専門家.
そして,何度も学会に出てればまだしも
ペーペーの僕にとってはほとんどが見知らぬ人たちだ.
それでも発表するだけならいいのだが
最大の問題は質問タイム.
ただでさえ緊張している中
英語を聞き取って答えるというのは
かなりしんどい.
さらには,出身によっては
かなり訛りがあって,聞き取れるかどうか
かなり謎な部分がある.
ただそうはいっても,研究者を
志すものが学会での口頭発表から
逃げ回っているわけにもいかないだろう.
卒業までに一回はやっておきたかったし
これはいい機会と捉えるべきだろう.
ただ心配.
というわけで,いろんなところで
愚痴っていたりして,その中には
新居の大家さんも含まれる.
この前,契約をしにいったとき
来月オーストラリアに行くんだよね?
という話がでてきた.
教授と一緒に行くんですけどね~
といって話が通じるのがうれしい.
さすが親戚.
大家さんの娘さんの旦那さん(教授の息子さん)も
たしかアメリカで研究職についていたと思うし,
もともと話好きな人のようでもあるので,話が
どんどん進んでいく.
で,今回初めての口頭発表
という話題になった.
そのときにこんなことをいわれた.
練習をしっかりしてれば大丈夫だよ.
それに間違えたっていいじゃない.学生のうちは
いろんなことを勉強するのが仕事だし.
質問?そんなもん気にするなって.
答えられなくてもそんなに凹む必要はないから.
向こうとあんた.経験,知識,どう考えたって
向こうのほうが上なんだから.
学生は未来があるからね.
教授陣はもう未来がないから.
頭はガッチガチだし,必要なのは若者の
柔軟な考えなんだよ.
未来が若者は一つずつ勉強してけばいいんだよ.
ありがたいなぁと思いつつ
教授陣はもう未来がないから.ガッチガチの古い考え
とかいわれたときは,苦笑いしかできなかった.
教授の年齢が頭に浮かんでしまって
反応に困るとはまさにこのこと.
ただこうやって励ましてもらったのは
ありがたいし,楽になる.
実際のところスライドはもうほとんど
完成に近いところまできているので
あとは細かい修正をしつつ練習あるのみだ.
まずは時間内に終わるかどうか.
15分の持ち時間なので
13分を目標.頑張るしかない.
…あっ,日本戦.
3点取られてる.
もうやめだ.
寝よう.
おやすみなさい.
投稿者 カズ : 22:56 | 留学生活